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【  2017年05月  】 

咲かない桜の桜守 43

第七章

2017.05.15 (Mon)

 「今日は帰らなくてもいいんですよね?」松田の胸に頬を押しつけ、甘えるように訊ねると、短く松田が頷いてくれる。羽太は大きな腕にくるみこまれるようにして公園の遊歩道から駐車場まで移動した。そして、互いの車を前後に連ねて山を下り、山麓の自宅まで帰って来た。玄関灯も点されない家の鍵を開ける時、胸の風穴に一陣の寒風が吹き抜ける夜もあるけれど、今日は隣に松田がいる。羽太は視線を甘く絡ませて、玄関の引き戸を嬉々...全文を読む

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咲かない桜の桜守 44(R18)

第七章

2017.05.15 (Mon)

 松田に肩を押さえつけられ、射るように睨まれる。まるで拒まれる事を前提にした脅迫だ。こんな顔で凄まれたら、嫌がったところで離してもらえそうにない。思わず羽太が吹き出すと、松田の気配が剣呑になる。「何だよ、急に」「急には、そっちじゃないですか。だって、びっくりしてただけなのに」自分も動揺しているが、もっと切羽詰まった様子の松田を見ていたら、驚きも恐れも凪いでいた。羽太は恍惚として目を細め、憮然として眉...全文を読む

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プロフィール

坂東蚕

Author:坂東蚕
BL小説書き。
小説ディアプラス第27回チャレンジスクール編集部期待作・第1回BL小説大賞編集部期待作受賞。
お仕事ものや、和風、明治大正昭和レトロなBL好き。

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